今月の軽井沢野鳥の森(10月)

木々の葉が、赤や黄色に色づく季節。10月下旬に広葉樹が、11月上旬にカラマツの黄葉が見頃を迎えます。ギャーギャーと、鳴きながら、パタパタとせわしく飛ぶカケスの姿をよくみかけます。いきものたちは、雪が降るまえに、冬支度の準備に大忙しです。

■野鳥

秋は鳥の渡りの季節です。多くの夏鳥は南へと旅立って行きましたが、旅鳥のマミチャジナイは、まだまだ、チィーッと鳴きながら、群れて梢を飛びまわっています。
上空を見上げると1羽から数羽のタカ類や、アマツバメ類などを見かけることもあります。
また、中旬以降はツグミ類などの冬鳥が、到着する頃です。

野鳥情報

カケス   カケス

■植物

ヤクシソウ、ナギナタコウジュなど、秋の花も終わりに近づいてきました。木々の葉は、黄色や赤、茶色に変わり、山全体が色づいてきています。真っ赤に染まったツタウルシなどの葉が目立ちます。ただ、ツタウルシは触るとかぶれることがあるのでご注意ください。
木の実もますます熟してきました。紅くなったマユミ、チョウセンゴミシなどの実が可愛らしく、紅葉にアクセントを与えています。また、秋は実りの季節ですが、ミズナラやクリ、ヤマブドウなどの実が動物たちの食欲を満たしてくれるでしょう。

ツタウルシ   ツタウルシ

■ツキノワグマ

この時期は、クリ、ミズナラなど、ドングリ類を食べるのに夢中です。ドングリ類を探して、長距離を移動する時期でもあります。クマにとって秋は、食欲の秋、運動の秋、大忙しの秋なのです。
町中のドングリの実り次第で、別荘地周辺での目撃件数も変わってきます。油断せずに、出会わないための対処、ゴミ、食糧の後始末など、きちんと心掛けましょう。
クマに関する詳しい情報

クリの実   クリの実

■その他

秋と言えば、キノコの時期でもあります。野鳥の森にもハナイグチやタマゴタケなどが見られます。

タマゴタケ   タマゴタケ

今月の野鳥の森(11月)

秋もますます深まってきました。今年の野鳥の森の紅葉(黄葉)は例年より少し遅く進んでいます。11月上旬にはカラマツの黄葉がピークを迎えます。秋晴れの青空の下、冬になる前に、太陽の光を浴びにハイキングに出掛けるのも気持ち良いものです。気温も10度以下まで下がってきますので、暖かい格好でお出掛け下さい。


■ 野鳥

ツグミ、カシラダカ、マヒワなどの冬鳥が次々とやってきます。カケスがギャーギャー数羽で飛び回っています。ドングリ集めに大忙しなのでしょうか。冬のスター、赤い鳥もそろそろ来る頃でしょう!野鳥の森の中も葉が落ち、バードウォッチングに良い季節になってきました。

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マヒワ マヒワ

■ 植物

ついこの間まで白い花を咲かせていたユウガギクやサラシナショウマ、シラネセンキュウなども、茶色いプロペラ、あるいは綿毛のような実をたくさんぶら下げています。これらは風に飛ばされて、新天地へ運ばれることでしょう。野鳥の森の木の実りは、ヤマブドウが重たいくらいに実っていました。クリ、ミズナラなどのドングリは野鳥の森でも拾うことが出来ました。
ミズナラドングリ ミズナラのドングリ

■ ツキノワグマ

軽井沢町内の別荘地や住宅地周辺での通報はほとんどありません。野鳥の森での確認も少なくなってきました。発信器を付けたクマは碓氷峠や子持山など群馬県境部群馬県側の山奥で暮らしています。冬眠に向けてひたすらドングリを食べ漁っていることでしょう。早い年には11月下旬には冬眠に入ります。今年は浅間山麓や群馬県境部の山奥は例年並みのようです。クマも山奥に移動して、冬眠に備えているようです。最新のクマ情報はこちら
クマ棚 クマ棚(クマが木に登りクリを食べた跡)

■ その他

今年の浅間山の初冠雪は10月24日でした。例年並みの初冠雪というところでしょうか。昨年(2011年)は例年より遅く11/16、一昨年は10/27でした。朝には氷点下になる日があります。軽井沢へお越しの際は寒さ対策、車の方はスタッドレスタイヤへの交換、チェーンの携帯など、忘れずにいらしてください。

今月の野鳥の森(12月)

浅間山の頂は雪に覆われ、軽井沢はすっかり冬の装いです。朝の最低気温が毎日氷点下になり、霜で真っ白になることも有ります。雪が積もると、動物たちの足跡があちらこちらについて、実際に姿を見かけることの少ないほ乳類も、じつは活動的に鼓動しているのが分かります。

■ 野鳥

野鳥の森も木々の葉が落ち、バードウォッチングに最適な季節です。イカル、シメなどのアトリの仲間や、カラ類、キツツキ、エナガなどの混群が森の中を動きまわっています。草むらでは、チッチッ・・とカシラダカなどホオジロの仲間や赤い鳥、ベニマシコのか細い声が聞こえてきます。また、ミヤマホオジロ、オオマシコ、レンジャクなどの冬のスターの姿を探すのも楽しみのひとつです。

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ベニマシコオス冬 ベニマシコのオス

■ 植物

必死に種子を実らせた植物たちも、子供を残すために力を出し切って、今は春までお休みです。紅葉も終わって、すっかり葉を落とした木々の荒涼とした風景のなか、ムラサキシキブやツリバナの紫色や赤の実が彩りを添えています。

ムラサキシキブ実 ムラサキシキブの実

■ ツキノワグマ

とうとう冬眠の季節になりました。例年ですと12月中旬には冬眠に入り、春までの約4ヶ月間飲まず食わずのまま眠りにつきます。この秋の軽井沢のドングリの実りは、例年並みということですが、ちゃんとお腹のお肉は貯まったでしょうか?

クマが冬眠する山 クマが冬眠する群馬県側の険しい山稜。

■ その他

軽井沢の冬はとても寒いです。寒さ対策は厳重に暖かい格好でお越し下さい。お車の方は、必ずスタッドレスタイヤかタイヤチェーンの装備をお忘れなく。急ブレーキに気をつけて、ゆっくりとした速さで、とくにカーブは要注意です。
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軽井沢ムササビ日記

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