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ツキノワグマの子殺しについての論文を発表 お知らせ
特定非営利活動法人ピッキオ(玉谷宏夫、アメリア・ハイオンズ)と日本獣医生命科学大学(山本俊昭准教授)は、2016年5月、長野県北佐久郡軽井沢町において、メスのツキノワグマの冬眠穴前に設置したセンサーカメラで、「子殺し」とみられる事例を、世界で初めて学術的に確認しました。
子殺し行動は数種のクマ類で研究がされているものの、ツキノワグマ(Ursus thibetanus)では、これまで子殺しの動機について詳細に検討されてきませんでした。
本研究では一連の観察結果に基づき、オスグマの攻撃の背景にあった動機として、ツキノワグマの「性選択的な子殺し」と「栄養要求」の両方の可能性を考察しました。
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