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氷の芸術

雪が少ない軽井沢の冬ですが、寒さは厳しく、朝の気温が−10℃以下まで下がる日もあります。そんな軽井沢では、水辺で様々な氷の芸術を見つけることができます。1枚目の写真はどんぐり池。岸辺にわずかに積もった雪から、池に張った氷の上に向かって、霜の結晶が伸びていました。

 

 

水面から突き出た枯れ枝からも、霜の結晶が成長しました。まるで霜の花が咲いたようです。日中、陽が射せば消えてしまう、儚い芸術作品です。

ミソサザイの沢では、水しぶきがかかる枝や石に、つららが列をなしてぶら下がっていました。

 

 

寒い日が続くと、つららは成長を続けます。伸びたつららが水面に近付くと、今度は水面ギリギリの高さで先端が太くなり、つらら同士が繋がって不思議な形になります。

軽井沢は、これから一年で最も寒い季節を迎えます。寒いからこそ見られる氷の芸術を、探し歩いてはいかがでしょうか?

大塚

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