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ムササビの落し物

雪が少ない軽井沢。日当たりが良い場所の地面は露出しています。でも、北向きで日陰になる斜面は、気温が低いために雪がなかなか溶けません。雪が残ったそんな地面を見ながら歩いていると、動物の足跡が残されていたり、樹木の種子が落ちていたり、土の上では見つけにくいものを発見できます。

ミズナラの樹の下で、5mm前後のコロコロとした丸いものが、たくさん落ちているのを見つけました。ムササビの糞です(上の写真)。よく見ると、ミズナラの冬芽を包んでいた芽鱗もたくさん落ちています。

 

 

 

付近を見渡すと、小枝も落ちています。よくよく見ると、枝先の冬芽がかじり取られており、写真の小枝では先端からすぐ下の芽がなくなっていました。ムササビは、小枝を手に取ると歯を使って枝を噛みちぎり、手に持って冬芽を食べて、残った枝と芽鱗はポロポロと地面に落とします。そしてその場で排泄もして、雪の上にたくさんの痕跡を残していくのです。

 

 

糞を見ると、木屑のかたまりのように見えます。樹皮や冬芽など、繊維質のものばかりを食べているからでしょう。

 

 

落葉樹が多い軽井沢。木の葉をよく食べるムササビにとって、冬は食料が乏しい、厳しい季節なのでしょうね。

大塚