野鳥調査情報(2019年3月26日)
3月26日、軽井沢野鳥の森で、毎月恒例の鳥類調査を実施しました。確認された野鳥は以下の通りです。
ヤマドリ、カルガモ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、コガラ、ヤマガラ(声)、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ(声)、ミソサザイ、シロハラ、ツグミ、アトリ、シメ、イカル(声)、ホオジロ、計21種類
カラ類やキバシリ、ホオジロなどがさえずっていました。アオゲラの「ピョー・ピョー」という声も響いていましたよ。エナガやコガラはつがいで行動する姿が見られました。
ミソサザイは苔を集めて木の根の陰に飛び込んでいきます。どうやら巣作りを始めているようです。頭上から枯葉の破片がパラパラ落ちてくるので見上げると、ゴジュウカラが樹洞の掃除をしていました。
枯葉を投げるゴジュウカラ
樹洞に入っては落葉をくわえて、外に放り投げています。以前、誰かが巣に利用していた樹洞なのでしょうか?中を綺麗に掃除して、子育てに使うつもりなのでしょうね。
冬鳥もまだ滞在中です。写真1枚目のツグミのほか、シメやアトリ、シロハラも確認しました。ツグミは例年ゴールデンウィーク頃まで見られます。一方で、もうそろそろ平地からウグイスが渡ってくる頃です。そして来月の中旬には、東南アジアからの夏鳥が到着するでしょう。本格的な春まで、もう一息です。
大塚