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今期はじめての錯誤捕獲

軽井沢でクマの目撃情報が増えてくるのは、サクラが咲く頃のようです。今年は例年通り、5月の連休中にサクラが満開を迎え、クマの錯誤捕獲第一号がありました。

錯誤捕獲というのは、シカやイノシシをとるためのわなに、誤って他の動物がかかってしまうことで、対象動物以外が捕獲されてしまった場合は、迅速にわなから解放しなければなりません。現在、わなの改良や設置場所の工夫などによって、錯誤捕獲を減らす試みが行われているものの、完全になくすまでには至っていません。

 

麻酔銃を使ってクマを眠らせ、その間にわなから外します。今回は、毎年研修に来ている大学生の方々と、計測作業などを行いました。

捕獲されたクマは体重29kg、1才のオスでした。オスグマは1才になると母グマと別れて行動するようになりますが、今回のような機会は、親離れをさらに後押しするのではないかと思います。

 

麻酔投与から約1時間後、小さな背中が森の奥へ走り込むのを見送りました。今後も直面するであろう幾多の試練を乗り越えて、人間との接点を持たないで生きていってほしいです。

玉谷