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梅雨時の虫たち1

先日、軽井沢野鳥の森を歩いた時には、葉の上を歩き回る小さな虫たちも写真に撮りました。その中から甲虫類をいくつか紹介しましょう。まずはイタドリの葉の上にいた黒と赤のまだら模様の虫。イタドリの葉を食べる虫なので、「イタドリハムシ」と言います。

 

ヨツボシヒラタシデムシ

 

こちらは地面を歩く種類が多いシデムシの仲間で、もっぱら葉の上にいる「ヨツボシヒラタシデムシ」。地面を歩くシデムシが、虫や小動物の死骸を食べるのに対して、この種類は生きたイモムシなどを食べるそうです。それで葉の上を歩いているのですね。

 

フタオビヒメハナカミキリ

 

コゴメウツギの小さな花に集まっていた、5mm前後の小さなカミキリムシたち。調べると「フタオビヒメハナカミキリ」という種類でした。白い花によく集まるのだそうです。

 

ドロハマキチョッキリ

 

イタドリの葉を何枚かまとめて巻いて、「葉巻」のようなものを作る「ドロハマキチョッキリ」。葉巻の中に産み付けられた卵から孵った幼虫は、巻かれた葉を食べて成長し、土に潜って蛹になります。光沢のある姿は、そのままブローチにできそうですね。この時はクサコアカソの葉の上で休んでいました。

他にも色々な虫を撮影していますので、次回またご紹介しましょう。

大塚

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