ACCESS

野鳥調査情報(2019年8月20日)

軽井沢は暑い盛りは過ぎたものの、毎日のように雨が降る時間があり、まるで熱帯の雨季のようです。前日の夜に大雨が降った8月20日、恒例の鳥類調査を実施しました。確認した野鳥は以下の通りです。

カルガモ、キジバト、アオバト(声)、ノスリ(声)、コゲラ、サンショウクイ、ハシブトガラス、コガラ、ヤマガラ(声)、ヒガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ(声)、ヤブサメ(声)、センダイムシクイ、メジロ、ゴジュウカラ、キバシリ(声)、カワガラス、クロツグミ(声)、カワラヒワ、イカル(声)、ホオジロ、ノジコ、計24種

1枚目の写真は、アカゲラ休憩所前の伐採地で出会った幼鳥です。どうやらホオジロ科のようですが、ホオジロなら顔にもっと模様があります。地鳴きも「チッ」と一声で、ホオジロの「チチチッ」とは異なります。

 

 

遠かったので双眼鏡ではよく判らなかったのですが、写真を撮影して拡大してみると、目の周りにアイリングと呼ばれる模様が見えます。これは「ノジコ」の特徴です。この場所では春にノジコのオスがさえずっていましたから、幼鳥がいてもおかしくはありません。無事に繁殖できたようです。

 

カワラヒワ

 

遊歩道の上を歩くカワラヒワにも出会いました。カワラヒワは主に草の種子を食べる小鳥で、ピンク色の太いくちばしはヒマワリの種子も割ることができます。地面から何かを拾い上げては食べていましたが、小さくて私の目にはそれが何なのかわかりません。きっとたくさんの種子が落ちているのでしょうね。

森を一周歩いてみて、野鳥のさえずりがずいぶん少なくなったことを実感しました。クロツグミのさえずりが聞こえましたが、鳴き方が短くてあまり本気ではない感じでした。野鳥たちの今年の繁殖シーズンは、ほぼ終了したようです。

大塚

あなたのご支援が必要です。野生のクマを未来へ。あなたの力を私たちに貸してください。あなたのご支援が必要です。野生のクマを未来へ。あなたの力を私たちに貸してください。