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野鳥調査情報(2020年1月22日)

1月22日。毎月恒例の鳥類調査を実施しました。この日は快晴で冷え込みが厳しく、とても寒い朝でした。

「軽井沢野鳥の森」の入り口から出発しようとすると、斜面の上から「ヒ〜・ヒ〜」と消え入るようなか細い声が・・・。レンジャク類の声です。しかし「どこだどこだ?」と探しているうちに、飛び去ってしまいました。その数8羽。すかさず双眼鏡を向けましたが、尾羽の色は識別できず、ヒレンジャクなのかキレンジャクなのか、種類を識別することはできませんでした。

そのまま森を歩き始め、結局レンジャク類には再開できないまま調査終了。確認した野鳥は以下の通りです。

コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ(声)、ミソサザイ、ツグミ、シメ、イカル、ホオジロ、計17種類

これら以外に、冒頭の種不明のレンジャク類(軽井沢に多いのはヒレンジャクですが・・・)と、ホオジロ類(「チッ」という地鳴きだけ、カシラダカ?ミヤマホオジロ?)に出会っています。

写真が撮影できたのは、カラマツの幹の低い場所で熱心に採餌していたコゲラだけでした。樹皮をたたいては、その隙間にくちばしを差し込んでいます。どうやら樹皮の裏に隙間があるかどうかを打診で確かめ、隙間があるとそこにくちばしを差し込み、舌を伸ばして隙間の奥まで探っているようです。

 

エクソシスト?

 

夢中で隙間を探るうちに、首が180°回転してしまいました。・・・大丈夫?

さて、氷点下の朝でも、ヤマガラやゴジュウカラ、キバシリがさえずっていました。どれも一年を通して軽井沢に棲む留鳥です。彼らの間では、もうなわばりの主張が始まっているのですね。

大塚

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