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梅雨の合間の花と虫

今年の梅雨は、軽井沢でも雨が多いです。ようやく雨が止んだ12日、環境省鳥獣保護区管理員の業務で、軽井沢野鳥の森の遊歩道を巡回しました。その時、咲いているのを確認した花は、以下の通りです。

木の花:ヤマアジサイ、シモツケ、クリ(見つけた順)

1枚目の写真はヤマアジサイ。今はちょうど咲き始めで綺麗です。シモツケは一度雨に降られてしまうと、雄しべがべたっとなって綺麗じゃない。クリの花はほとんど終わりかけです。

草の花:ダイコンソウ、アカショウマ、ハエドクソウ、ヒメジョオン、ウマノミツバ、キツリフネ、サワギク、キツネノボタン、カラマツソウ、ヤマブキショウマ、チダケサシ、ギンリョウソウ、オカトラノオ、ミツバ、ノブキ、シモツケソウ(見つけた順)

 

ダイコンソウ

 

遊歩道沿いに、黄色いダイコンソウの花が目立ってきました。ちょっと雨がパラついたので、花びらに水滴がのっています。

 

エゾハルゼミ

 

あんなにたくさん鳴いていたエゾハルゼミも、すっかり静かになりました。雨が続く中で命を落とした個体も多いのでしょう。シシウドの葉の上で見つけたこの個体は、翅が所々破れ、白濁していました。もうかなりのご老体のようです。

 

クワコの幼虫

 

ヤマグワの実が色づいてきました。よく見ると、枝にクワコの幼虫がいましたよ。カイコはこのクワコを古代中国で家畜化したものだと言われています。

 

アオジョウカイ

 

雨が降っていないと、様々な昆虫が葉の上で活動しています。アオジョウカイは初夏に現れるジョウカイボンの仲間。緑がかった藍色の美しい姿ですが、大あごは鋭く、他の虫を食べる肉食の昆虫です。

 

トホシテントウ

 

1センチ近い大きなテントウムシを見つけました。体の表面に細かい毛が生え、背中に10個の斑点があるトホシテントウ。それも特大サイズです。アマチャヅルなどの葉を食べる草食性のテントウムシです。

 

ハエトリグモの仲間

 

ハエトリグモの上に、もう1匹のハエトリグモが乗っていました。しかし共喰いではなさそうです。どうやら上の個体がオスで、下のメスと交接しようとしているようです。クモの仲間のオスは、口の両側にある触肢と呼ばれる小さな付属肢が、変形して先端がスポイトのようになっていて、その中に精液を入れてメスの腹部にある生殖口に注入するのです。

なかなか見られないクモの交接シーン。その肝心な部分が見えない・・・。そう思ってカメラを動かしているうちに、下のハエトリグモは警戒して、背中のもう1匹を乗せたまま「ピョン」と跳ねて逃げてしまいました。

大塚

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