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野鳥調査情報(2021年1月25日)

軽井沢は、1月23日から24日にかけて雪が降りました。南岸低気圧が降らせた雪は湿って重く、枝に付着するとその重みで木を倒すこともあります。遊歩道のチェックも兼ねて、翌25日に毎月恒例の鳥類調査を実施しました。

 

雪景色のどんぐり池

 

確認できた野鳥は以下の通りです。

コゲラ、アカゲラ、カケス(声)、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ(声)、カワガラス、ツグミ、ベニマシコ(声)、ウソ、計15種類

枝に積もった雪が視線を遮り、思ったほど野鳥の姿を見ることができませんでした。久しぶりにウソの姿を見ることができましたが、他はいつものメンバーといった感じです。レンジャクの群れが上空を通過するのを確認しましたが、おそらくヒレンジャクだったのでしょう。今冬はヒレンジャクの群れに何度も会っています。

 

コゲラ

 

写真を撮ったのは1枚目のツグミと、このコゲラ。そして雪の上に残された動物たちの足跡です。

 

ニホンザルの足跡

 

冷たそうですね。

 

イノシシの足跡

 

2本の大きな蹄の後ろに、副蹄の跡がしっかり残るのが特徴です。

 

カモシカ?シカ?

 

副蹄は小さく、イノシシよりも高い位置にあるので、雪の深い場所でないと跡が付きません。それでイノシシとは区別できるのですが、足跡だけでカモシカとシカを区別するのは難しいですね。

途中、折れたツリバナの木が遊歩道にかぶさっていたので片付けました。他にも、雪の重みで遊歩道をふさぐように垂れ下がった木々があるのですが、雪が落ちればほとんどは元に戻るので、とりあえずはそのままにしました。

調査が終了する頃には日が射し始め、途端に枝に付いた雪が溶けてバラバラと落ち始めました。こうなるとみぞれの中を歩いているのと変わりません。それもしばらくの間で、昼頃にはすっかり木の枝の雪は落ちてしまいました。

大塚

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