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野鳥調査情報(2021年4月13日)

4月13日、どんよりとした曇り空の下、軽井沢野鳥の森の鳥類調査を実施しました。途中、少し雨に降られて鳥たちが静かになった瞬間もありましたが、その後には薄日も射して再び鳥たちが動き始めました。1枚目の写真は、ちょうどその頃に出会ったコガラです。1本のシラカバの幹にエナガ、ゴジュウカラ、コガラが集まっていて、どうにか枝の隙間から撮影できたのがこのコガラでした。遊歩道からは見えない角度でよく判らなかったのですが、おそらく幹から流れ出る樹液を舐めに集まっていたのでしょう。

この日、確認できた野鳥は以下の通りです。

コゲラ、アカゲラ、アオゲラ(声)、カケス、ハシブトガラス(声)、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、ウグイス(声)、エナガ、メジロ(声)、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、カワガラス、クロツグミ(声)、ツグミ(声)、アトリ(声)、ホオジロ、カシラダカ(声)、計22種類

クロツグミは今シーズン、4月11日に初確認されました。13日の朝も少しだけさえずってくれましたよ。鳴いている時間が短かったので、姿を見つけることはできませんでした。これから他の夏鳥も、続々と到着することでしょう。冬鳥はツグミやアトリ、カシラダカがまだ滞在中。カシラダカは木の上でさえずっていました。

 

ミソサザイ

 

ミソサザイも沢のあちこちでさえずりが聞こえました。巣材の枯草を運ぶ姿もありましたよ。ミソサザイはオスが苔で巣の外装を作り、ペアになったメスが巣の内装を仕上げるそうなので、枯草を運んでいたのはメスだったのでしょう。

 

苔を運ぶカワガラス

 

カワガラスも巣材にする苔をくわえて運んでいました。先日、湯川から巣立ったヒナの声が聞こえていたので、もう今シーズン2回目の繁殖を始めるようです。カワガラスは水生昆虫の幼虫を餌に子育てをしますが、早くしないと羽化して川からいなくなってしまうので、他の鳥より急いで子育てする必要があるのです。

 

ニホンリス

 

落ち葉の上を走るニホンリスを見つけました。何か口にくわえています。目で追うと、木を登って枯れ枝の上に座り、カリカリとかじり始めました。オニグルミの種子です。きっと昨年の秋に、どこか落ち葉の下に埋めて隠していたのでしょうね。

花が盛りのアブラチャンの枝の隙間から、どうにか撮れる場所を探して食べる様子を撮影しましたよ。ニホンリスは鋭い前歯で、クルミの硬い殻の縫合線を削ります。ぐるっと1周削り終わると、前歯と両手を上手に使って殻を2つに割り、一瞬で2枚重ねに持ち替えます。そして上の1枚目を食べ、次に2枚目を食べるのです。1つのクルミを食べるのには、大抵5分以上かかります。動きの素早いニホンリスをじっくり見るには、またとないチャンスなのです。

大塚