ACCESS

鳥類調査情報「2021年6月11日」

軽井沢野鳥の森で毎月実施している鳥類調査を、6月11日に実施しました。

朝から良い天気で、森にはアオバトやホトトギス、クロツグミなどの声が響いていました。次第に気温が上がり、7時半ごろからエゾハルゼミが鳴きはじめて、野鳥の声をかき消しそうな勢いです。それでもキビタキやメジロは負けずにさえずっています。脳内ノイズキャンセラーを働かせて野鳥の声を聞き分けますが、ついついヒヨドリの声を聞き逃しそうになるのは何故なのでしょうか・・・?

確認できた野鳥は以下の通りです。

キジバト(声)、アオバト(声)、ホトトギス(声)、コゲラ、サンショウクイ(声)、ヤマガラ、ヒガラ(声)、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ(声)、センダイムシクイ(声)、メジロ(声)、ゴジュウカラ、ミソサザイ、クロツグミ(声)、コサメビタキ、キビタキ、キセキレイ(声)、カワラヒワ(声)、イカル、ホオジロ、計21種類

すっかり葉が茂った森では、野鳥の姿を見つけるのが困難です。すぐ近くや見通しの良い場所に出てきてくれた野鳥は見つけることができるのですが、ほとんどはちょっと探しただけでは見つからず・・・。キツツキの声やドラミングは「多分アオゲラなんだけど・・・」「今度はアカゲラか?」と思っても、姿を確認できません。コゲラ以外のキツツキが記録から漏れる季節がやってきました。

重たいカメラを背負って1周したにもかかわらず、野鳥の写真は1枚も撮るチャンスがなく・・・アップしたのは先日、どんぐり池に水浴びに降りてきたカワラヒワです。ブログでは紹介する機会がなかったので、今回使わせていただきました。

大塚

 

 

あなたのご支援が必要です。野生のクマを未来へ。あなたの力を私たちに貸してください。あなたのご支援が必要です。野生のクマを未来へ。あなたの力を私たちに貸してください。