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野鳥調査情報(2022年6月8日)

梅雨入りから3日目の6月8日、毎月恒例の「軽井沢野鳥の森」鳥類調査を実施しました。天気予報では曇りだったのですが、シトシトと雨が降り始めました。傘をさすほどではないのですが、木々の葉から雨垂れが落ち、その音で鳥の声が聞き取りにくいという問題が・・・。さらに、雨垂れが当たって揺れる木の葉が多く、鳥の姿も見つけにくかったです。そんな悪条件でしたが、以下の野鳥を確認できました。

 

カルガモ、アオバト(声)、ホトトギス(声)、コゲラ、アカゲラ、サンショウクイ(声)、ハシブトガラス(声)、コガラ、ヤマガラ(声)、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、ヤブサメ(声)、エナガ、センダイムシクイ(声)、メジロ(声)、ミソサザイ、クロツグミ(声)、コルリ(声)、コサメビタキ(声)、キビタキ、キセキレイ、イカル(声)、ホオジロ(声)、ノジコ(声)、計25種類

 

雨の中、アオバトやホトトギス、クロツグミのさえずりが遠くまで響いていました。一方でオオルリは声すら聞けず、先月は10羽確認したコサメビタキも、今回は1羽だけしか確認できませんでした。種類によって、天候の影響が異なるのでしょうか? ノジコは湯川沿いの小瀬林道とアカゲラ休憩所前の草地で、コルリはキビタキ休憩所と鶴溜入口付近でさえずりを聞きました。

ミソサザイの沢入口では、遊歩道にフクロウの風切羽が落ちていました(1枚目の写真)。調査ではなかなか出現しませんが、先日はムササビウォッチングの際に、巣立ち雛の声を聞いています。今年もどこかで、繁殖に成功したようです。

大塚

 

オマケ:最近ピッキオの裏でよくさえずっているキビタキ♂

 

〜ピッキオは2022年4月で30周年を迎えました〜

ピッキオは軽井沢にて自然体験アクティビティをご提供しています。1992年の設立以降、長野県軽井沢町を拠点に「ツキノワグマ保護管理」と「ネイチャーツアー」を行ってきました。設立以来培ってきた30年のガイド技術と野生動物の専門的な知識をもとに、皆様を不思議と魅力にあふれた生き物達の世界へといざないます。軽井沢にお越しの際には是非一度ご体験ください。

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