野鳥調査情報(2023年2月22日)
調査前日の朝は強い冬型の天気で雪が舞っていましたが、日中の陽射しで地面の雪はほぼ溶けてしまいました。それでもアカゲラ休憩所まで登ると、真っ白に雪化粧した浅間山をカラマツ林のむこうに望むことができましたよ。山の上は雪が多かったようです。
浅間山の雪化粧と雪解けを繰り返しながら、軽井沢は春を迎えていきます。
「軽井沢野鳥の森」の遊歩道は、まだ日陰には雪が残り、踏み固められて滑りやすい場所もあります。散策の方は足元に気をつけてくださいね。
さて、2月22日の調査で確認できた野鳥は以下の通りです。
コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ(声)、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ(声)、キバシリ(声)、ミソサザイ、カワガラス、ツグミ(声)、カワラヒワ、イカル、ホオジロ(声)、計17種類
キバシリやカラ類、ホオジロがさえずり、アカゲラもドラミングしていました。一方で冬鳥の姿は少なく、調査中に確認できたのはツグミの「クィ・クィッ」という一声だけでした。ベニマシコやルリビタキもいるはずなのですが、声もなく、見つけることはできませんでした。
セグロセキレイ
調査後、湯川からセグロセキレイのさえずりが聞こえてきました。林道から覗き込むと、流木の上で羽毛をいっぱいに膨らませ、ちくちくと羽づくろいをしていましたよ。普段スマートなイメージがあるセキレイですが、丸々として別の鳥のようですね。
大塚