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野鳥調査情報(2025年5月19日)

朝5時出発の「早朝バードウォッチング」は、5月19日をもって終了しました。クリやハルニレなど、芽吹きの遅い高木の葉が開き、これからの季節は野鳥の姿を探すのが難しくなるためです。ただ、私が担当した18日には、目線の高さでさえずるコルリの姿を堪能することができましたよ。アイキャッチ画像はそのときの写真です。

さて、その最終日である5月19日に、私は「軽井沢野鳥の森」の鳥類調査を実施していました。確認した野鳥は以下の通りです。

ヤマドリ(ドラミング)、アオバト(声)、アオサギ、ホトトギス(声)、ツツドリ(声)、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ(声)、サンショウクイ(声)、ハシブトガラス(声)、コガラ(声)、ヤマガラ(声)、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、ヤブサメ(声)、エナガ(声)、センダイムシクイ(声)、メジロ(声)、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、クロツグミ(声)、コルリ(声)、コサメビタキ(声)、キビタキ、オオルリ(声)、キセキレイ(声)、カワラヒワ、イカル(声)、ホオジロ、ノジコ(声)、計33種類

姿を確認できた野鳥の種類が、一気に少なくなりました。森の奥からは、ヤマドリのドラミングが聞こえました。翼で体をたたく「ボボボボッ」という低い音です。ホトトギスの声が聞こえ、これで夏鳥も勢揃いです。

 

ヒガラ

 

目の前に、ヒガラが降りてきました。さかんに地面を見下ろしています。普段は梢付近で食べ物をさがしているヒガラです。地面近くに降りてきたのは、巣材を探しているのでしょうか。調査中に写真が撮影できたのはこの程度。

 

コサメビタキ

 

こちらは数日前に撮影したコサメビタキです。枯れたタラノキの先端で、飛んでいる虫を探していました。灰色の地味な姿ですが、目の周りから目先が白いので、目がクリクリして可愛く見えます。下のくちばしの付け根がオレンジ色をしているのも特徴です。

 

オオルリ♀

 

こちらは数日後に森の入り口で撮影したオオルリのメス。コサメビタキと似たような色ですが、体がひとまわり大きいです。目先が白くなく、くちばしが黒いところもコサメビタキとは違いますね。キビタキのメスも似た姿をしていますが、オオルリよりもひとまわり小さいです。

葉が茂った森の中で、野鳥たちの子育てが進みます。

大塚

 

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