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野鳥調査情報(2025年6月16日)

上の写真はミソサザイ休憩所の近くでさえずっていたミソサザイです。木の葉が茂り、野鳥の姿が見つけにくくなった軽井沢野鳥の森では、低い位置でさえずってくれるミソサザイだけが写真を撮らせてくれました。

 

梅雨の晴れ間、登る朝日が木々の隙間から差し込む

 

早朝から晴れ渡った6月16日、軽井沢野鳥の森の鳥類調査を実施しました。確認した野鳥は以下の通りです。

 

コゲラ(声)、サンショウクイ(声)、ヤマガラ(声)、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、ヤブサメ(声)、エナガ(声)、センダイムシクイ(声)、メジロ(声)、ゴジュウカラ、ミソサザイ、コルリ(声)、キビタキ(声)、オオルリ(声)、キセキレイ(声)、ホオジロ(声)、計18種類

 

すっかり葉が茂った森の中では、なかなか野鳥の姿を見つけられません。声だけでの確認が多くなります。また、ところどころで聞き慣れない声が聞こえてきます。今年の繁殖期に巣立った幼鳥たちの声です。成鳥とは異なる声で、今の時期しか聞く機会がないので、声だけではとても識別ができません。さらに7時半頃からはエゾハルゼミの大合唱が始まり、野鳥の声をかき消してしまいました。

 

6月16日のどんぐり池

 

遊歩道の上に、重たそうに垂れ下がった枝がありました。よく見ると、枝の上にアオダイショウが休んでいましたよ。

 

アオダイショウ

 

木陰で気持ちよく涼んでいたのに、私がしつこくカメラを向けて迫るので、ちょっと困惑気味です。アオダイショウは木登りが上手なヘビで、今の季節は野鳥の巣を襲い、卵やヒナをよく食べています。多くの野鳥が繁殖する軽井沢野鳥の森には、その天敵となる捕食者も生息することができるのです。

大塚

 

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