野鳥調査情報(2026年5月14日)
軽井沢野鳥の森は、低木のアブラチャンやミツバウツギ、亜高木のカエデ類やマユミなどが展葉し、小鳥たちの姿が日に日に見つけにくくなってきました。そんな5月14日、毎月恒例「軽井沢野鳥の森鳥類調査」を実施しました。今回の調査で確認できた野鳥は以下の通りです。
キジバト、ツツドリ(声)、コゲラ、アカゲラ(声)、アオゲラ、サンショウクイ、コガラ、ヤマガラ(声)、ヒガラ(声)、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、ウグイス(声)、ヤブサメ(声)、エナガ(声)、センダイムシクイ、メジロ、ゴジュウカラ(声)、キバシリ、ミソサザイ、クロツグミ(声)、アカハラ、コルリ(声)、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、キセキレイ(声)、カワラヒワ、イカル、ホオジロ(声)、ノジコ(声)、ソウシチョウ(声)、計31種類
夏鳥も一通り揃い、さえずりも盛んなため、多くの種類が確認できました。その分、センサスルートを歩くのに、いつもより時間がかかりましたね。調査終盤には気温も上がり、水浴びに降りる野鳥の姿も見られました。アイキャッチ画像のキビタキは、ミソサザイの沢で水浴びしている姿で、遠かったのでかなりトリミングしています。
さて、調査中にはずっとツツドリの声が聞こえていたような気がします。ツツドリはカッコウの仲間で、センダイムシクイに托卵します。今頃センダイムシクイ達も、産卵期に入っているのでしょう。キバシリはゴールデンウィーク中から巣立ちビナを連れた家族群が観察されていて、この日もそれらしい集団に出会いました。ノジコは湯川沿いの小瀬林道から、さえずりが聞こえました。そうそう、アカゲラ休憩所前の募金箱では、シジュウカラが抱卵中です。あんまりジロジロ覗き込まないようにお願いしますね。

ミソサザイ
ミソサザイの沢のミソサザイは、相変わらずよくさえずっていました。ミソサザイはウグイスと同様、一夫多妻制の社会で暮らしています。オスは繁殖期の間、育児には参加せず、なわばり防衛とメスの呼び込みのためにさえずり続けるのです。

ダビドサナエ
調査を終えてピッキオビジターセンターに戻ると、ダビドサナエのオスを見つけました。まだ複眼が灰色で、羽化してそれほど日が経ってないようです。この日はウスバシロチョウの姿や、エゾハルゼミの鳴き声も確認しました。季節は確実に、春から初夏へと移り変わりつつあります。
大塚
5月26日からは「しっとり梅雨の森さんぽ」がはじまります。詳細はこちら。