野鳥調査情報(2026年6月9日)
軽井沢を含む関東甲信地方は、6月7日に梅雨入りが発表されました。夜に降っていた雨がようやくおさまった6月9日、毎月恒例の「軽井沢野鳥の森」鳥類調査を実施しました。どんよりした曇り空で、時々小雨がパラつく中でしたが、日差しが無く気温が上がらないため、エゾハルゼミが鳴き始めません。そのおかげで野鳥たちはさかんにさえずっていましたよ。確認した野鳥は以下の通りです。
キジバト(声)、アオバト(声)、フクロウ、コゲラ(声)、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ(声)、ハシボソガラス、コガラ(声)、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス(声)、ヤブサメ、エナガ、センダイムシクイ(声)、メジロ(声)、ゴジュウカラ(声)、キバシリ(声)、ミソサザイ、カワガラス、クロツグミ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ(声)、キセキレイ、カワラヒワ(声)、イカル(声)、ホオジロ(声)、ノジコ、計30種類
森の中は葉が茂って鬱蒼としているので、声のみでの確認が多くなりました。アオバトの「ぽ〜、ぽぁお〜、ぽあ〜」という間延びした声が、ずっと聞こえていましたよ。ヤブサメがシダが茂る林床で、さえずりと地鳴きを繰り返しながら移動しています。姿が見えるのは一瞬ですが、どうやら巣立ちビナを連れているようでした。
調査終盤、小鳥たちが大騒ぎしている場所がありました。クロツグミにヒヨドリ、アカゲラ、エナガ、ヒガラ、カワラヒワまでが次から次へと集まって、騒ぎ立てています。どうやら天敵に対して集団で威嚇する「モビング」のようです。樹冠の茂みの中を、大きな鳥が動きました。全身は見えないのですが、薄茶と白のまだら模様の背中や体格のわりに短い尾羽が見えます。フクロウです。モビングがよほどうっとおしいのか、フクロウは一言だけ「うぎゃぁ」と声を発しました。

シジュウカラ
先日、さかんにイモムシを運び込んでいたシジュウカラ巣箱では、10日ほど経って親鳥が持ってくるイモムシがずいぶん大きくなりました。シジュウカラはヒナの成長に伴って、大きな虫を選んで持ってくる習性があります。どうやらヒナは順調に育っているようですね。巣立ちも近いでしょうか。

キノコの仲間
コサメビタキの声がするので見上げて探していると、高い枯木にキクラゲに似たキノコを見つけました。雨で森がしっとりとして、キノコたちも元気になったようです。
大塚
ピッキオの自然体験ツアーはちょっとくらいの雨なら催行します。梅雨の森を愉しむツアーのご予約は下のリンクから。
「野鳥の森ネイチャーウォッチング:子育ての初夏」
「しっとり梅雨の森さんぽ」