8月も末となり、長野県では早くも小中学校の2学期がはじまりました。軽井沢野鳥の森も、ヤマハギやキバナアキギリ、ノコンギクなど、秋の花が咲きはじめています。

アキアカネ♂
小瀬林道で出会ったアキアカネのオス。夏をオレンジ色の体色で過ごしていたアキアカネも、腹部が赤く色付いてきました。

サカハチチョウ夏型
ミソサザイの沢で出会った夏型のサカハチチョウは、翅にまだ傷がない新鮮な個体でした。
遊歩道に倒れた枯木をどかそうと荷物を道端に置いたところ、地面からなにやら怪しげな物が突き出ているのに気付きました。

マッチ棒とその燃えカスのようなものが2本
これはもしやカメムシタケでは? さっそく根元の落ち葉をどかしてみると・・・。

カメムシいたぁ!
鈍い金属光沢を発する、カメムシの亡骸が出てきました。カメムシタケは、カメムシに寄生する冬虫夏草の仲間です。掘り出して、白い布(フラッシュのディフューザー)の上でも撮影してみました。

カメムシタケ・・・と白いやつ
胸の両脇から2本、カメムシタケが伸びています。ところで、カメムシタケは普通、先端がオレンジ色なのですが、この写真の右側(上の2枚の写真では左側)は白いですね。どうやらこちらは「エダウチカメムシタケ」。カメムシタケにマユダマタケが寄生した姿をそう呼ぶそうです。つまりカメムシに寄生するカメムシタケにさらに寄生する「重複寄生」。成長するともっと枝分かれするらしいので、その様子も見てみたいと、カメムシの亡骸ごとそっと地面に戻しました。
時々見つかる冬虫夏草。実は普段は見逃しているだけで、よく探せばもっと見つかるのかもしれません。
大塚