生後22日目 屋外デビューしました!!
3月31日~4月1日に誕生したベアドッグの子犬たちは、日に日に活発に動き回るようになってきました。繁殖小屋のわら納屋の中で、自発的にトイレをする頻度も上がってきました。こうなると、いよいよトイレトレーニングも含め、屋外デビューです。
さあ、お天気の良い4月22日の朝、授乳が終わってから、犬の通用口を開けてみました。通用口の外側で母犬のタマと一緒に子犬を呼びますが、なかなか出てきません。そんな中、一番の冒険心の強さを見せたのが末っ子の「サン」。
他の5頭が入口付近でマゴマゴしているのをよそ目に、パピーラン(子犬専用のドッグラン)を縦横無尽に探検していました。
その後はすべての子犬が徐々に屋外に慣れて、お互いにふざけあったり、
泥遊びをしたり、
お乳を飲んだりと、
一日が終わる頃には、表情に自信が伺えました。
落ち着いて、ぐっすり眠りこけるほどでした。
そして、何とも感心したのが、母であるタマの見守りです。
これから離乳期を迎えるにあたり、パピーランには子犬は出られないけど、タマだけは脱出できる工夫をしています。
その脱出口(写真の一段高いところ)からしっかりと子犬たちを見守っていました。
まさに群れや子犬に迫る危険を察しようとするアルファ狼(オオカミの群れで最上位のオスとメス)のようでした。
本当にタマはすばらしいお母さんであることを実感しました。
田中