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生後9週 さあ、パピーテスト開始です!!

5月30日にアメリカのWind River Bear Institute(以下、WRBI) から、ニルス・ぺダーセンさんが来日しました。生後9週目となったベアドッグの子犬たちの、パピーテスト(子犬の適性試験)を行うためです。

ニルスさんは子犬たちの父「リオ」のハンドラーで、今年1月に来日して以来の再会です。そして、2014年3月に生まれたタマをピッキオの私の元にやって来るまでの間、育ててくれたのもニルスさんです。今回も、子犬たちとの初対面以上に、タマとの再会をとても楽しみにされていた様子。

二人とも、とても幸せそうです!

さて、パピーテストですが、実はすべての子犬がベアドッグ(クマ対策犬)になれるわけではありません。ベアドッグとしての素質があるかどうかを判断するために、パピーテストを行います。

子犬たちが生まれつき持っている人や物への支配欲や執着力、感覚特性、ベアドッグとして必要な狩猟欲や独立心などを見極める数多くのテスト項目があります。テスト中の子犬たちの行動は、すべてビデオで撮影されて詳細に分析されます。

子犬たちのおじさん、ナヌックに協力してもらうパートも…!(左がナヌック)

 

パピーテストは、子犬たちにとっては初めての環境や状況ばかりですし、私たちにとってもテストのシナリオづくりや内容はもちろん、試験中の身のこなしも子犬の評価に影響するため、とても神経を使うタフなテストです。しかも、6頭の子犬すべてを評価するためには、2週間以上かかります。今、ようやく全体の1/3の行程が終わったところです。

子犬たちの育児疲れも重なり少々疲れ気味ですが、日々、新たな発見と驚きがありますし、子犬たちの隠れていた性格が見え始めてとても興味深いです。

そして、この経験は将来のベアドッグ活動の継続と育成の礎になります。プロジェクトに寄せられた多くの皆様のご声援を支えに、しっかりと頑張りたいと思います。

 

田中