梅雨が明けても不安定な天気が続いていますが、野鳥の森では夏の花が咲き始めています。ピッキオの前に広がるケラ池の周りでも、オカトラノオの花が咲いて虫が集まっていますよ。1枚目の写真はスジグロシロチョウ。他にもマルハナバチやハナカミキリの仲間が訪れていました。
ホシミスジ
近くのモミジの葉には、ホシミスジが止まっていました。散水栓に飛んできて口を伸ばし始めたので、もしやと思いそっと指を出すと、思ったとおり指先に乗ってきましたよ。
手乗りホシミスジ
盛んに口を伸ばして、指先を舐めています。このように、汗ばむ陽気の日には、昆虫が肌に止まって口を伸ばすことがよくあるのです。どうやら汗を吸いながら、含まれる塩分などを摂取しているようです。
よく手に乗ってくれるのは、チョウとハナバチ、そしてヒラタアブの仲間です。どれも花に訪れる虫ですね。特に害はありませんから、間近に観察してみてはいかがでしょうか? ちょっと仲良くなれたような気がしますよ。
大塚