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野鳥調査情報(2018年7月18日)

軽井沢も、連日暑い日が続いています。鳥類調査は朝に実施するので涼しいのですが、終わって戻る頃にはすでにジリジリと太陽が照りつけ、木陰から出たくない感じでした。

18日に確認できた野鳥は以下の通りです。

キジバト、コゲラ、アカゲラ、サンショウクイ(声)、モズ(声)、カケス、ハシブトガラス(声)、コガラ(声)、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ヤブサメ(声)、エナガ、センダイムシクイ(声)、メジロ、ゴジュウカラ、キバシリ、クロツグミ(声)、キビタキ、オオルリ、ホオジロ、ノジコ(声)、計22種類。

繁殖期も終盤ですが、オオルリ、キビタキ、クロツグミ、ノジコ、ヤブサメ、センダイムシクイ、ヒガラなど、さえずっている声はよく聞こえました。姿は木の葉に紛れてなかなか見つかりませんが、1羽のオオルリが大きなイモムシをくわえて、目の前の地面に降りてきましたよ。

オオルリ♂

羽毛がボサボサですが、水浴びの直後だったのでしょうか?暴れるイモムシを何度もくわえ直し、弱らせてから運んで行ってしまいました。ヒナに与えるのかもしれませんね。

今年生まれの幼鳥たちがあちこちにいて、成鳥とは違う地鳴きをするので、なかなか種類が判別できません。カラ類などはすでに、若いシジュウカラをメインに混群を作り始めていました。

シジュウカラの幼鳥

沢にカラ類の混群が水浴びに降りていました。ちょうど水浴びを終えたシジュウカラの幼鳥が、目の前の横枝に止まってくれました。

キジバトもあちこちで「で〜・で〜・ぽ・ぽ〜」と眠そうに鳴いています。たまたま遊歩道で出会った1羽は、まったく逃げるそぶりがありません。写真を撮っているうちに、とうとう目の前まで来てしまいました。

キジバト

つねに首が前後に動いていて(ハトなので)、なかなか目にピントが合わせられなかったのですが、空を見上げた瞬間、顔がピタッと止まって、どうにか撮ることができました。上空にタカのような影でも見えたのでしょうかね?

大塚

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