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ケラ池の赤とんぼ

台風一過で晴れた9月5日、ピッキオ前のケラ池には、赤く色付いたアキアカネが飛び交っていました。

アキアカネは、もっとも知られている赤とんぼです。おもに平地の水田でヤゴ(幼虫)から羽化した若いアキアカネは、いったん高い山に移動し、夏が過ぎて赤く色付くと、平地の水田に戻って産卵します。水田のような季節的に冠水する環境が好きなトンボで、ケラ池や以前のスケートリンクでは産卵も羽化も確認していません。

 

赤く色付き始めたアキアカネ

 

標高約1000mにある軽井沢野鳥の森では、夏を通してアキアカネを見かける年と、盛夏の間に見かけなくなる年があります。何となく、猛暑の年はより標高が高い場所へ移動するのかと思っていましたが、今年は猛暑でも夏を通して見ることができました。どうやら暑さばかりが理由ではないようです。

ケラ池の岸辺では、9月にもなって羽化している赤トンボがいました。

 

羽化直後のキトンボ、すぐ上に脱け殻が残っています

 

翅がうっすらと黄色いキトンボです。おそらく軽井沢では、秋もっとも遅くに現れる赤トンボの仲間ですが、今頃羽化しているんですね。こちらは古いスケートリンクでも繁殖していたトンボで、ケラ池になって初の羽化確認です。ケラ池も完成して数年が経ち、繁殖するトンボの種類が増えてきたようです。

大塚