ACCESS

NATURE TOUR野鳥の森
ネイチャーウォッチング

大人カップルファミリー
開催期間毎日開催
(2024年10/16~17、11/27、2025年1/14〜17、1/20〜24、3/3〜4は除く)

TOUR INTRODUCTIONツアーの紹介

「野鳥の森ネイチャーウォッチング」は、ピッキオを代表するツアーです。「軽井沢野鳥の森」を歩きながら、四季折々の旬の生き物を観察します。歩行距離は2キロメートル弱。小さなお子様からご年配の方まで、どなたでも気軽にお楽しみいただけます。

POINTツアーの特徴

花も虫も鳥も
ピッキオでいちばん欲張りなツアー

ツアーの舞台は、軽井沢野鳥の森。でも、そこに暮らすのは野鳥ばかりではありません。森では、四季折々に花が咲き、虫が訪れ、野鳥がさえずり、リスやキツネが行き交います。その日その時ならではの「いちばんおもしろい生き物」をいろいろ観察できる、バラエティボックスのようなツアーです。

見えなかったものが見えてくる

けもの道に残されたカモシカの足跡。リスがかじったクルミの殻。小鳥が落ち葉の上を歩く微かな音。ふつうは気づかないような生き物の気配や痕跡に、ピッキオのスタッフは、すぐに気づきます。森は生き物の気配に満ち満ちています。一緒に歩けば、今まで見えなかったものが見えてきます。

「なぜ?」「どうして?」を大切に

ピッキオのツアーでは、動植物の名前が分かるだけではありません。生き物の姿形や行動に秘められた、不思議な生態を知ることができるのが特徴です。「あの鳥は何をしているんだろう?」「なぜこんな色をしているんだろう?」湧きあがる好奇心の赴くままに、どんどんスタッフにお尋ねください。

SEASONツアーの四季

春の見どころ3月下旬~5月中旬

軽井沢の春は、ゆっくりやってきます。3月下旬に雪どけを迎えると、訪れが遅かった分、日々の変化は劇的で、森は毎日違う姿を見せてくれます。野鳥が一年で最もよくさえずり、花が次々に咲きほころぶ春は、見ているだけで心が浮き立ちます。

春の気候と服装

春はバードウォッチングの
ベストシーズン

なぜ春がよいかと言えば、それは野鳥の恋の季節だから。オスがプロポーズのために盛んにさえずるので、声をたよりに姿を探しやすく、耳でも楽しめるのです。 4月下旬には、色鮮やかな渡り鳥も南国から到着します。

足元にほころぶ
可憐な花たち

4月になると、花々が徐々にほころび始めます。スプリング・エフェメラル(春の儚さ)と呼ばれる春一番の花々に続き、さまざまなスミレが時期を変えて花開きます。桜の開花はゴールデンウィーク頃。大輪で色の濃い「オオヤマザクラ」が多く見られます。

ヤマアカガエル
恋の大合唱

まだ雪の残る3月、「ヤマアカガエル」が冬眠から目覚め、産卵の季節を迎えます。池のほとりに集まって、高く美しい声でククククク、、、キャララララララ、、、と聞こえるのは、メスを呼ぶオスたちの声。1カ月ほどで、元気なオタマジャクシが姿を見せます。

初夏の見どころ7月中旬~7月中旬

瑞々しい新緑の季節です。高原ならではの初夏のセミ「エゾハルゼミ」が鳴き始め、生き物たちは子育ての季節に突入します。野鳥はヒナに与えるイモムシ探しに大わらわです。

初夏の気候と服装

野鳥の子育て
ライブで拝見

巣を作り、卵を温め、ヒナが孵ればエサ運び。野鳥は子育てに大忙しです。巣箱に仕掛けたライブカメラで、「シジュウカラ」の子育てをのぞいてみましょう。天敵の襲撃や巣箱の乗っ取り、夫の失踪など、小さな野鳥の人生にも波乱万丈のドラマが展開中です。

森の落し物

梅雨時の森には、くるりと撒かれた葉っぱの巻物があちらこちらに落ちています。巻物の名はオトシブミ(落とし文)。指先ほどの小さな昆虫「オトシブミ」がつくったものです。 オトシブミをそっと開いてみると、中から現れるのは、、、。

オスかメスか?
植物の性転換

植物の性は複雑です。一番多いのは両性具有(花の中に、おしべとめしべが両方あるタイプ)。しかし中には、一生のうちに性転換を繰り返す「マムシグサ」のようなものも。動けないが故の戦略を紹介します。

夏の見どころ7月下旬~8月

トンボやチョウなど、さまざまな昆虫が活発になり、あでやかな夏の花々が咲き競います。クモのようでクモではない不思議な生き物「ザトウムシ」は、意外な人気者です。お盆を過ぎる頃には、ほのかに秋の気配が漂い始めます。

夏の気候と服装

色とりどりの夏の花

オレンジ色が鮮やかな「フシグロセンノウ」、涼やかな紫の「ソバナ」、白いレースのような「シシウド」など、色も形も様々な花が咲き競います。可憐な姿に隠された、子孫を残すための工夫にも注目です。

トンボ!トンボ!トンボ!

軽井沢ではトンボは夏の昆虫です。トンボの王様「オニヤンマ」、オニヤンマを色違いにしたような「オオルリボシヤンマ」、メタリックなダークグリーンの「タカネトンボ」などが水辺を中心に飛び交います。

クルミをかじるニホンリス

8月も下旬になると、野生のクルミ「オニグルミ」が実り始めます。栄養豊富なクルミの実は、ニホンリスの大好物。頭上から何かをかじる小さな音が聞こえてきたら、そっと顔をあげてみましょう。

秋の見どころ9月~11月上旬

標高千メートルの軽井沢には、一足先に秋が訪れ、残暑と無縁の爽やかな空気が漂います。9月上旬には、秋の草花が咲き乱れ何とも華やか。紅葉の見ごろは10月中下旬。11月上旬には、黄金色に輝くカラマツの黄葉を楽しめます。

秋の気候と服装

役者ぞろいの初秋の草花

試験管ブラシのような「サラシナショウマ」や、有名な有毒植物「トリカブト」、サルビアの仲間「キバナアキギリ」など、一癖も二癖もある、ちょっと変わった姿形の花が見ごろを迎えます。

実りの秋 食欲の秋

クリ、ドングリ、トチノキ、ヤマブドウなど、たくさんの木の実が実ります。人が食べておいしいものもたくさん。「ツキノワグマ」は冬眠に備えて大量の実を食べ、リスやネズミなどは木の実の貯蔵に夢中です。

カラマツの黄葉

晩秋のハイライトはカラマツの黄葉です。カラマツは、秋に落葉する日本で唯一の針葉樹。「からまつの林を過ぎて からまつをしみじみと見き」と北原白秋も歌ったカラマツの葉が陽を浴びて、はらはらと散る様子は黄金の雨が降っているかのようです。

冬の見どころ11月中旬~3月中旬

木々の葉がすっかり落ちると、森は明るく見通しがよくなり、姿が見えにくかった小鳥を見つけやすくなります。雪が積もるのは12月下旬頃。積雪量は少ないながら、気温が低いので、一度積もると根雪になります。雪上に残る動物の足跡探しも楽しみの一つ。

冬の気候と服装

みんなで暮らせば
怖くない

シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ゴジュウカラなどの異なる種類の鳥たちが、群れをつくって暮らす時期です。その名は混群(こんぐん)。厳しい冬を乗り切るための工夫です。混群に出会えれば、一度にたくさんの種類の野鳥を見ることができて、ちょっぴりお得。

冬だけの出会い
渡り鳥

シベリアなどから冬の渡り鳥がやってきます。いちごミルク色の「ベニマシコ」、群れでにぎやかに移動する「アトリ」、ふっくらした姿が愛らしい「ウソ」など。耳を澄ませ、目を凝らし、冬の出会いを楽しみます。

見えなかったものが
見えてくる

木々の葉に覆い隠されて見えなかったものが、冬になると途端に姿を現します。小鳥の古巣、広葉樹に寄生する「ヤドリギ」、ツキノワグマの食事の痕跡「クマ棚」など。秋まではベテランガイドでも気付かなかったようなあれこれが白日のもとに。

歩いたのは誰?
雪上の足跡探し

雪の上には、そこかしこに、動物たちの足跡が残されています。ノウサギの足跡をたどるようにキツネの足跡が残されていたり、斜面で足を滑らせたニホンカモシカの痕跡があったり。行動を推理しながら歩きます。

軽井沢野鳥の森のいきものたち

アズマイチゲ

4月

シロバナエンレイソウ

5月

ルリソウ

5月

ヤマアカガエル

5月下旬〜7月上旬

クジャクチョウ

3月~4月

オオルリ

4月下旬~

キビタキ

4月下旬~

コルリ

4月下旬~

ミソサザイ

4月下旬~

ノジコ

4月下旬~

ウスバシロチョウ

5月下旬~6月中旬

エゾハルゼミ

5月下旬~

シジュウカラの巣立ちビナ

6月~

オシドリのヒナ

5月下旬~6月

マムシグサ

5月下旬~

ノイバラ

6月下旬~7月上旬

ギンリョウソウ

6月中旬~7月上旬

コゴメウツギ

6月中旬~7月上旬

ヤマアカガエルのオタマジャクシ

5月~

ヤマグワの実

7月

フシグロセンノウ

8月

シシウド

7月中旬~8月

ソバナ

8月

サワギク

7月中旬~8月上旬

ツリフネソウ

8月〜9月上旬

ミヤマカラスアゲハ

7月上旬〜8月

オオルリボシヤンマ

8月

オニヤンマ

8月

タカネトンボ

7月~8月

ニホンリス

8月中下旬

キバナアキギリ

8月下旬~9月上旬

ヤマトリカブト

9月上旬

ユウガギク

9月上旬

ツタウルシの紅葉

9月~10月中旬

カラマツの黄葉

11月上旬

オオアオイトトンボ

9月~10月中旬

小鳥の群れ(混群)

10月~

チョウセンゴミシの実

9月~10月中旬

トチノキの実

9月

モミジの紅葉

10月中下旬

ベニマシコ

シジュウカラ

ヤマガラ

コガラ

ゴジュウカラ

アカゲラ

アオゲラ

イカル

ヤドリギ

ノウサギの足跡

TOUR INFORMATIONツアーの詳細

開催日
毎日開催
(2024年10/16~17、11/27、2025年1/14〜17、1/20〜24、3/3〜4は除く)
時間
10:00出発 12:00まで(通年)
13:30出発 15:30まで(3月16日~11月30日のみ開催)
料金
大人 2,500円~
4歳~小学生 1,200円~
双眼鏡レンタル 1台300円
※税込
※ご参加日によって価格が異なります。詳しくは予約ページよりご確認ください。
対象
どなたでも(小学生以下のお子様は保護者同伴)
定員
20名(開催日によって異なります)
服装
気候と服装のページをご覧ください
※雨天時はレインウェアをお持ちください。気候と服装
お申し込み
WEBで要予約
雨天時
雨天開催。荒天時のみ中止
その他
※かかとの低い歩きやすい靴でお出かけください。
※お飲み物をお持ちください。マイボトルをお持ちの方には、水道水の補給をさせていただきますので、受付スタッフにお声がけください。
※歩行距離は約2キロです。
※未舗装の為、ベビーカー・車いすのご利用はできません。
※3歳以下のお子様は同伴可能(参加無料)ですが、途中で抱っこされるお子様が多くいらっしゃいます。

RESERVE予約

WEB予約(10:00出発のツアーは当日9:00まで/13:30出発のツアーは当日12:30まで)
定員に達した場合は、受付を終了いたします。休日はお早めにご予約ください。

※ご予約は5ヶ月前より受付可能です。
10:00出発
予約する
【3/16〜11/30開催】13:30出発
予約する

MESSAGE スタッフより

日替わりで訪れる出会い&発見をお手伝いします

伝田 みゆき

「おすすめの季節はいつですか?」と聞かれると、心の底から悩みます。鳥は春、昆虫なら夏、といった具合に動植物によってベストシーズンは異なりますが、いつ歩いても新たな出会いと発見があるのです。カエルの鳴き真似をする鳥に遭遇したり、リスがかじったクルミの殻が降ってきたり。その日その時のかけがえのない出会いを精一杯お手伝いします。