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山のヤギ

この春は、海外からインターンに来られている学生の皆さんと作業をすることが多いです。環境科学、獣医学、動物学など、専攻されている分野は違いますが、日本の動物には皆さん興味をお持ちです。中でもニホンザルは人気で、車での移動中、群れに遭遇すると、観察会が始まります。

カモシカも人気があります。ちなみに、英語圏でSerowがピンと来ない方に対しては、Mountain Goatと言うのが良いだろう、と教わりました。

この時期は、道路わきでいち早く芽吹く草を食べに来ているとみられ、木々の葉が開く前で見通しがきくこともあって、目撃する機会に恵まれます。

 

このカモシカは4月19日にピッキオの近くで目撃され、写真を見比べたところ、本ブログで3月26日にご報告した親子のカモシカのうち、母の方であることがわかりました。カモシカは角の太さや「角輪(かくりん)」のでこぼこ具合で年齢を推定することができ、研究者に確認してもらったところ、7才前後では、とのことでした。

3月26日に一緒にいた子カモシカは、今回、周囲に見当たりませんでした。母子は基本的に一緒に過ごしますが、子が1才近くなると、母親のなわばり内でそれぞれに動いていることもあります。母1頭だけでいる、幼獣1頭だけでいる、母子が一緒に連れ立っている・・・しばらくの間は、いろいろなパターンで目撃されるでしょう。

玉谷