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ムササビに赤ちゃんが生まれたよ

ピッキオで3月13日から開催している「空飛ぶムササビウォッチング」。当日のガイド担当者は、全部で12個あるムササビ用巣箱を昼間のうちにチェックします。どこの巣箱にムササビが寝ていて、その日観察しやすい巣箱がどこなのか判断をするためです。そして今、3月下旬から4月初めの注意点は「いつ赤ちゃんが産まれるか?」です。

通常ムササビは、日没後少しすると巣から出かけていきます。しかしまだ小さな赤ちゃんがいると、お母さんは保温と授乳のために巣内に留まり、なかなか巣から出てこないのです。ツアーでそんな巣箱に当たってしまうと、いつまで待ってもムササビが出てこない・・・なんて事になる訳です。ですから赤ちゃんの有無は、ツアーを催行する上で重要な情報なのです。

さて、3月27日の巣箱チェックで、ついにムササビの赤ちゃんを確認しました。はじめ「チラッ」と細い尻尾が見えたのですが、すぐ隠れてしまいました。

 

あれ?隠れちゃった・・・

 

太い尻尾が2本。どうやら2匹の成体が寝ているようです。母親と、その子どもで昨年産まれた若い成体のようです。赤ちゃんの姿が再び見えるようにならないか、しばらく辛抱強く待っていましたよ。

すると・・・。

 

尻尾の下から小さな顔が2つ見えた!

 

尻尾が動いて、さらに見えるように。小さなが手足が見えます

 

母親が赤ちゃんに手を伸ばしています

 

赤ちゃんは母親の懐に顔を入れてしまいました。授乳を始めたようです

 

赤ちゃんは毛が黒っぽくて短く、しっぽもほっそりしています。しばらくは巣の中で過ごし、母乳だけを飲んで育ちます。そして生後2ヶ月ほどで、巣の外に出かけるようになります。この巣箱は、しばらくツアーで観察しない事になりますが、このまま順調に成長すれば、夏頃には親子で出かけて行く様子が観察できるかもしれません。無事に育つと良いですね。

大塚