今年も「空飛ぶムササビウォッチング」の準備が始まりました
今年も3月10日(金)より「空飛ぶムササビウォッチング」が始まります。その準備として、ムササビ巣箱に仕掛けてあるカメラの状態と、ムササビの利用状況を確認しました。
現在、ピッキオでは14個のムササビ巣箱を掛けています。その一つ一つを訪ねて、カメラから伸びるコードに電源とモニターをつなぎ、カメラが映るかどうか、ムササビが中で寝ているかを確かめます。ひと冬の間、風雪に晒されていたコードは、接点部分にサビが浮いたりして接触が悪くなります。それでも今回、カメラが映らなかったのは1ヶ所だけでした。
いたいた
巣箱の底で、大きなしっぽにくるまって寝ています。
こちらの巣箱でも
今日は3頭が巣箱にご宿泊中です
あれ? モニターのカレンダーがずれている(撮影は3月1日でした)。これもひと冬の間、使っていなかったですからね・・・。
今日のチェックを元に、コードやカメラの交換、老朽化した巣箱の交換などをおこないます。また巣箱の利用状況と夕暮れ時のムササビの出巣観察は、これからツアーが始まるまで毎日おこないます。観察を通して「見やすい子」がよく入っている巣箱を特定し、ツアー開始に臨むのです(「空飛ぶムササビウォッチング」の詳細はこちら)。
久しぶりの巣箱チェックに、巣箱の真下でゴソゴソしている私の気配を気にした1頭が、巣箱の穴から顔を出しました(1枚目の写真)。でも目が開いていない・・・。よっぽど眠かったのでしょうね。
大塚