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野鳥調査情報(2024年11月18日)

軽井沢の紅葉も、そろそろ終盤です。色付いたカラマツやモミジの葉も散り始め、地面はカラフルなじゅうたんを敷き詰めたようです。そんな11月18日、月1回の「軽井沢野鳥の森」鳥類調査を実施しました。確認できた野鳥は以下の通りです。

コゲラ、アカゲラ、ハシブトガラス、コガラ(声)、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ(声)、エナガ(声)、メジロ(声)、ゴジュウカラ(声)、キバシリ(声)、ミソサザイ(声)、ツグミ、ルリビタキ、キセキレイ、アトリ(声)、カワラヒワ、ホオジロ(声)、ガビチョウ、計20種類

冬鳥のツグミをようやく確認しました。でも「クィクィッ」と鳴いて飛び去ったのは2羽だけ。昨年は11月15日の調査で、50羽を超えるツグミをカウントしているのですが・・・。今年は渡来が遅れているのか、それとも数が少ないのか、はたまた野鳥の森を素通りしているのか・・・、もう少し様子を見てみましょう。

ルリビタキも越冬のためにやって来ました。亜高山帯から降りてくるものと、北から渡ってくるものがいると言われていますが、野鳥の森にはどこから来るのでしょうか? 盛んに「ヒッヒッヒッ・・・グググッ」と鳴いています。2カ所で確認し、そのうちどんぐり池では1羽の姿を観察できましたが、茶色いメスタイプ(メスor若オス)でした。

 

カワガラス

 

調査終了後、森の出口に向かって歩いていると、ミソサザイの沢でカワガラスに出会いました。なんで調査中には出てこないかなぁ・・・。私の姿に気付くと沢から倒木に飛び上がり、しばらく止まってこちらを見ていましたが、飛び立つと私の目の前を通り過ぎて、上流へと飛び去っていきました。

 

11月18日の小瀬林道

 

ピッキオビジターセンターへの帰り道、小瀬林道で撮影した1枚です。カラマツが黄色く、そしてモミジは赤く色付いていますね。高木のカラマツと亜高木のモミジで、葉を広げる高さがはっきりと分かれているのが、色の違いで一目瞭然です。

そろそろカラマツの黄葉も散り始め、風が吹くと黄金色の嵐とともに、針のような落ち葉がところ構わず落ちてきます。そして襟元に入るとチクチクする・・・。例年よりも長かった紅葉の季節も、そろそろ終わりが近付いています。

大塚

 

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