暦の上では立春とはいえ、まだまだ寒い2月4日、環境省から任命を受けている鳥獣保護区管理員の業務で「軽井沢野鳥の森」の遊歩道を巡回しました。野鳥の森は国有林で、遊歩道は環境省が管理をしています。小瀬林道からキビタキ休憩所までの遊歩道は、昨年のゲリラ豪雨でかなり浸食されていました。今回、環境省の予算で排水溝の掘り直しと侵食された遊歩道の埋め戻しを工事していただき、その工事が完了した様子も確認できました。

ルリビタキ♂
ピッキオビジターセンターから沢沿いに少し登ったところには、一昨年に倒れてフジ蔓で吊り下がったカラマツがありました。その倒木は蔓が切れて落ちると危険なので、ワイヤーで吊ってありました。それも今回、フジ蔓が朽ちたので、ワイヤーを外して地面に降ろしていただきましたよ。そのカラマツ倒木は染み出し水が沢に合流する場所に被っていて、小鳥たちの良い水浴び場になっています。私が通りかかった時には、ちょうどルリビタキが水浴びに降りてきていました。

ツグミ
今冬は日本海側で大雪が続いていますが、軽井沢は太平洋側の気候なため、ほとんど雪が降っていません。雪がなく、落ち葉が露出した地面では、あちこちでツグミが落ち葉の下から木の実などを探して食べていました。

落ち葉を掻いて埋もれるツグミ
小瀬林道では、かすかに鳥の気配に気付いたので姿を探すと、地面でベニマシコのメスがダイコンソウの実を食べていました。

ベニマシコ♀
枯葉の色と同化していて、自分でもよく見つけられたと思います。しばらく見ていると、ピンク色をしたオスも近くにやってきました。

ベニマシコ♂
やはりダイコンソウの実を食べています。低木の茂みの向こうにいるので、なんとか枝の隙間から撮影します。林道脇まで出てきてくれればすっきりとした背景の写真が撮れるかもしれません。そう思ってしばらく見ていたのですが、結局、林の奥へと飛んでいってしまいました。
地面で食べ物を探している冬鳥たちは、大雪が降って地面が雪で覆われてしまうと他へ移動してしまうかもしれません。でも天気予報を見る限りでは、まだしばらく彼らの姿を楽しめそうです。
大塚
冬の軽井沢野鳥の森をご案内する「野鳥の森ネイチャーウォッチング」は朝10時出発です。開催日の確認やご予約はこちらから→「野鳥の森ネイチャーウォッチング」