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ベアドッグになる2頭が決まりました

ピッキオのベアドッグ「タマ」が3月31日~4月1日に出産した6頭の子犬たちは、生後3カ月がすぎました。そして、約3週間にわたるパピーテストを経て、ベアドッグとして訓練を積むことになる2頭が決まりました!

■レラ
「レラ」とは、アイヌ語で風の意味。犬を使った人とクマとの共存の手法を確立したWind River Bear Instituteに敬意を表してつけた名です。誕生直後から独立心が強く、他の子犬とは違う行動をしていることがしばしば。怖いもの知らずで勇敢、かつ人と一緒に行動することが大好きです。2018年3月31日23:13に誕生。メス。

■エルフ
生まれた時は呼吸をしておらず、ピッキオ田中の懸命の蘇生措置で、一命を取りとめました。きょうだいの中で最も小さかったため、北欧神話の小さな神「エルフ」の名にあやかりました。初めはできなかったことでも、すぐできるようになる学習能力の高さが光ります。軽快なステップワークも魅力。2018年4月1日10:08に誕生。メス。

 

今後は、人間社会に慣らす「社会化訓練」を継続しつつ、10月頃からベアドッグとしての初期訓練を始めます。そして来年5月頃には、現場デビューできればと考えています。

それぞれに個性的なレラとエルフがどんなベアドッグに育つのか。想像するだけでもワクワクします。タマ、ナヌック(タマのきょうだい。おじさん、ですね)、レラ、エルフの4頭をこれからも、どうぞよろしくお願いします。

斉藤

 

 

 

 

 

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